出典:rawpixel.com
今回は、釣り/キャンプ/たまにいく登山に使うことを主目的とした中で厳選してみました。仕事上、高価/安価と多岐に渡って数多くのレインウェアを体験したのでその実体験を基に、めっちゃ選びました!
さらに多くの人が買えるよう値段も上下で10000円以内と手が出しやすい物のみ。
ちなみに釣りやキャンプで使えるレベルということは日常生活でも問題なく使えますので、ぜひ参考に。
※今回紹介する商品は、バイク乗りなどのハードユーザーさんにはちょっと物足りない性能かもしれません。
この値段内で選ぶとなると妥協点はあるのでどれにするかとても悩ました・・・笑
ではいきましょう!
レインウェア選ぶ最低ラインの基準
何を目的にするかでどのレインウェア選ぶかが決まりますよね。
各商品にはタグなどに機能説明として具体的な数値が書いてあったりします。
例:(耐水圧→○○mm)
その数値を見てもイマイチわからないと思うので、よく表示されている数値一覧をまとめておきますので、参考にして下さい。
※メーカーもあくまで目安としていますので、体質や環境で変化はあります
◎耐水圧→生地に水が染み込んでくる時の水の力を抑える性能の目安数値
- 300m以上:小雨程度
- 2000mm以上:中雨程度
- 10000mm以上:大雨でもしのげる目安
- 20000mm以上:嵐もしのげる目安
※比較として、一般で使われるナイロン生地の傘(ビニール傘ではない)の耐水圧は
250mmが多いらしので、それくらいの数値でも一応は雨を通さないということですね。ただし、レインウェアの場合はそれに人の力や物の力(圧力)が加わるので数値が大きくないと水が入ってきてしまうということ。
◎透湿性→レインウェアを着ている時にどれくらい蒸れを解消できるか、通気性に近い
- 5000g/24h:蒸れにくい目安、蒸れを気にするなら最低ラインの数値
- 8000g/24h:5000gよりも蒸れを解消で切るので出来ればこちら
- 10000g/24h:着ていても快適に過ごせるレベル、ベトベトしにくい
- 20000g/24h:予算があるならこのレベルまで持っていくとかなり快適
GORE-TEX表記は防水性重視なら間違いなし
最近アパレルブランドが出す上着にもよく表記を見かけるようになったゴアテックスのタグ。高いテクノロジーと品質管理を経て作られた素材のこと。詳しい説明は今回は省略しますが、防水・透湿・暴風に強い素材として導入されていますので、これが入っている物を着ておけば間違いないという声も多く1つの基準となります。
ただし、機能面が良い分ゴアテックス素材が入った商品は値段が高い傾向にあります。
DiAPLEX表記は蒸れにくさ重視なら間違いなし
ゴアテックスが防水ならディアプレックスは透湿性といえます。
透湿性がめちゃくちゃ高く、簡単に説明すると温度変化に合わせて素材の隙間が柔軟に変化するという画期的な性能を持った素材!すごい発明!
こちらが導入されている商品はゴアテックスほど値段は高くはなりませんね。
機能性&値段に迷ったまずこれ
イージス R-600レインスーツSTRETCH Perfect(ワークマン)
出ました話題のワークマン!
もしかしたらこのモデルはネットで話題になっているので見たことがあるかもしれません。 ワークマンで安価で機能性といったら迷いなくこれです。
特徴1
・耐水圧:10000mm ・透湿度:8000g/24h
大事な数値は両方とも最低ライン以上で合格。この価格でこの数値が出せるワークマンはやはりすごいです。釣りや一般的な用途では問題ない数値です!
ハードに使わない限り、水を通さない力をしっかりと確認できております。
ワークマン品質をかなり評価している私なので、自信を持ってオススメします。
特徴2
レインウェア は結構動きづらいイメージですが、こちらは全方向に伸びるストレッチが効いているのでいろんな姿勢に対応してくれます。普通の物しか着てこなかった人は「これなら軽いしスポーツの時も使える」と感じるはず。
特徴3
パンツの裾の部分の絞り→マジックテープ仕様
胸ポケット→防水フラップ付きファスナー
上下合わせた重さ→590gと驚愕の軽さ
カラー→4食展開(グレー/ブラック/ライムイエロー/ブルー)
気になった点といえば、透湿度が8000gの数値ですが少し体を動かした時の蒸れ具合は多少なりとも感じてしまうと思います。そこは値段相応を覚悟して下さい。
全体的に細身に作られており、普段使いもしやすい仕様です。
安いレインウェアで迷ったらこれにしておけば、絶対に間違いはありません!
※サイズ目安:175cm 70kgでちょうどサイズがL、他にも着込みたい場合はLL
女性も下に何かを着込む事で、一番小さいサイズは使えますね。
※多くのジャンルで人気なようで、梅雨前や天候の大きな乱れが予測されるときは店舗では売り切れも起きているようなので、お気をつけ下さい。
やっぱり有名ブランドの安心が欲しい方にオススメ①
ダイワ(DAIWA)レインマックス レインスーツ
あの有名ブランドダイワの製品。
ダイワの中でも下位ランクに位置するモデル。
その分値段がかなりお手頃で一級ブランドの製品が体験できます。
やはり物が良いのか値段が安くても無名ブランドよりも劣化がしにくいのが◎。
バランスが整ったベーシックモデルと言えるでしょう!
特徴1
・耐水圧:10000mm ・透湿度:4000g/24h
透湿防水素材レインマックスが2層生地になって入ってます。
さらに裏面はメッシュ生地を入れてるので、べたつきを抑えたより通気性に優れた仕様。
ダイワ製品は品質の高さから世界で評価が高いメーカーになるので、レインウェア以外も値段に関係なく品質が高い物が多いです!
特徴2
フロントに止水ファスナーポケット有り
フード雨返しがついてるので、顔に水しぶきなどが飛びにくくなっている
カラー展開が豊富(10色確認済み)
サイズ展開が豊富
気になる点としては、触った時の素材感が少し安っぽさを感じる人がいるかもしれません。しかし、見た目では気にならないのとよっぽとハードに使わなければ破ける事も少ないはず。
※サイズ目安基準:身長165〜170くらいでM 少し大きめに作られています
◎ 実際の口コミ
・ヒデ
身長169ウエスト78体系にMサイズを購入、少々ゆとり。調節は腰紐、腕のマジックテープ、ズボン裾の2段回ボタンで調節できる。フードは被り深さを調節でき、中々良い感じ、但しフードに固定紐がない為、風が強い時は考えもの、Daiwaでこの価格はお得感あり、デザイン良き雨具に大満足
出典:amazon
・Amazonカスタマー
やっぱり本物って感じ!イメージ通りの使い心地でした!
出典:amazon
やっぱり有名ブランドの安心が欲しい方にオススメ②
ミズノ ベルグテックEXストームセイバーVレインスーツ
スポーツブランドでおなじみのミズノ。
「ベルグテック」シリーズは長いこと人気を維持してます。
プロ登山家からも安いのに高性能とホームページなどで正式に評価してます。
レインウェアの中でもミズノは愛好家が多く、常に評価が高いブランドです!
特徴1
・耐水圧:30000mm ・透湿度:16000g/24h
ミズノがオリジナルで開発しているベルグデックEXという素材。
防水・透湿性素材。この値段帯では驚愕の数値の高さを叩き出してます。
そりゃ長く愛される商品に決まってます。
この素材の耐久性は、100回洗濯しても水を弾く撥水加工がされてます。
特徴2
過去データで富士山登山で最も使用されたレインスーツとして有名
雨の侵入を防ぐ雨返しフード付き
防水を高めるシームレスシーリング
サイズ展開が豊富
こちらの気になる点はデザインを気にする方にはイマイチかも。
おしゃれに着るというよりは、安心して着る人に向いていると思います。
もちろん全員ブラックカラーもあるので、男女問わず選びやすいかと。
もう一点は今回紹介するモデルはハードに使うことを目的とはされていないので、
ヘビーユーザーには向きません。
突然の雨でカバンに車に忍ばせて使用する時や単発で使用する時に向いてると言えるでしょう!逆に普段の通勤など頻度がかなり多いと劣化は早いです。
※サイズ目安基準:身長165cmまでS、175cmまでM
一番大きいサイズで2XLサイズも有ります。
◎実際の口コミ
・きんぱぱ ★★★★★
使っている友人の勧めと、ネットでの評判を見て購入しました。非常に軽くて暖かいし、撥水も完璧です。自転車用に買いましたが、雨だけでなく、防寒着としても使えます。他のメーカーから見ても非常にお手頃(と言っても高価)
162cmの60kgですが、Mサイズで若干大きいですが、手首と足首は絞れるし、重ね着した場合を考えると問題無しです。・ししとう ★★★★★
富士登山で持ってきました。
荷物にならないぐらいコンパクトでした。
それにもかかわらず、しっかり防風、防水してくれました。
ズボンは、靴の上からでも履きやすいです。
ただ、緑を持ってる人がたくさんいます。
まとめ
最後に商品名まとめます。
- 機能性&値段に困ったらまずこれ
ワークマン イージス R-600レインスーツSTRETCH Perfect - やっぱり有名ブランドの安心が欲しい方にオススメ①
ダイワ(DAIWA)レインマックス レインスーツ - やっぱり有名ブランドの安心が欲しい方にオススメ②
ミズノ ベルグテックEXストームセイバーVレインスーツ
今回選んだ¥10000以内だと妥協点が必要な分、その中でもしっかりとした物を選ばないとすぐにダメになってしまうのでぜひその参考にして見て下さい。
梅雨時期前になると定番の人気商品買えなくなる事が毎年なので、準備はお早めに。